藤原郎女(読み)ふじわらの いらつめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原郎女」の解説

藤原郎女 ふじわらの-いらつめ

?-? 奈良時代の女性。
新都恭仁京(くにきょう)で奈良にのこしてきた妻大伴坂上大嬢(おおともの-さかのうえのおおいらつめ)をしのぶ大伴家持(やかもち)(718-785)の歌に和してよんだ1首が「万葉集」にある。鹿持(かもち)雅澄「万葉集古義」は,藤原麻呂と大伴坂上郎女の子(坂上大嬢の異父姉)とするが,根拠は不明。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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