藤岡新村(読み)ふじおかしんむら

日本歴史地名大系 「藤岡新村」の解説

藤岡新村
ふじおかしんむら

[現在地名]福岡町土屋つちや

土屋村の南、小矢部おやべ川左岸沿いの低平地に立地。宝永三年(一七〇六)下向田しもむくた村の助右衛門が土屋村内の地四七石余を開拓(「百姓中持高開根帳」土屋区有文書)。文政四年(一八二一)の宮島組七一ヵ村草高免付品々帳(杉野家文書)には土屋村領としてみえる。同高で免五ツ一歩、下向田村長右衛門の持高が四一石余、残余も下向田村二名・西明寺さいみようじ村一名の懸作であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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