藤川八蔵(初代)(読み)ふじかわ はちぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤川八蔵(初代)」の解説

藤川八蔵(初代) ふじかわ-はちぞう

1730-1778* 江戸時代中期の歌舞伎役者
享保(きょうほう)15年生まれ。藤川平九郎の子。宝暦2年大坂三桝大五郎座に敵役として出演。のち実悪をへて立役(たちやく)に転じ,初代中山文七と「双蝶々曲輪(ふたつちょうちょうくるわ)日記」で共演,大当たりをとった。明和3年角の芝居座頭(ざがしら)となる。安永6年12月29日死去。48歳。前名は藤川八太郎(初代)。俳名は八甫。屋号大坂屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android