藤本ビルブローカー(読み)ふじもとびるぶろーかー

世界大百科事典(旧版)内の藤本ビルブローカーの言及

【短資会社】より

… 専門の仲介業を行う会社としてコール市場,手形市場の重要な担い手であるほか,CD(譲渡性預金)や政府短期証券の流通取扱業務も行い,また外国為替および外貨資金貸借(ドルコール)の仲介も行っている。 1902年創業の藤本ビルブローカー(大和証券の前身)が最初の短資会社で,以後コール市場の成長に伴って会社数が増加し,第2次大戦時には18社を数えた。戦後これらの多くは姿を消し,現在は東京短資,山根短資,上田短資,日本短資,八木短資,名古屋短資の6社となっている(1996年末現在)。…

【投資信託】より

…それ以前にも投資信託類似のものはいくつか出現した。たとえば1937年の藤本ビルブローカー(大和証券の前身)による藤本有価証券投資組合であり,また41年には野村証券により投資信託(信託法に基づく)が設定されている。前者は信託業法との抵触が問題となり数年で解散し,後者は45年の終戦時に同じく解散している。…

※「藤本ビルブローカー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android