藤鯨(読み)ふじくじら

精選版 日本国語大辞典 「藤鯨」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐くじらふぢくぢら【藤鯨】

  1. 〘 名詞 〙 ヨロイザメ目カラスザメ科の海産魚。全長六〇センチメートルに達し、体は細長く縦扁する。体色は黒く、ひれの先が淡い。体表に微細な発光器多数散在する。北海道以南の太平洋沿岸、西太平洋、南アフリカ、南大西洋に分布。大陸棚斜面上部に生息する。
    1. [初出の実例]「春とはみれどこはくこそあれ 松に咲藤くちらとやよりぬらん」(出典:俳諧・誹諧之連歌(飛梅千句)(1540)墨何第一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「藤鯨」の解説

藤鯨 (フジクジラ)

学名Etmopterus lucifer
動物。ツノザメ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android