虎斑竹(読み)トラフダケ

デジタル大辞泉 「虎斑竹」の意味・読み・例文・類語

とらふ‐だけ【虎斑竹】

ヤシャダケに菌類が寄生し、表面黒褐色模様ができたもの。細工物などに利用する。岡山県真庭市、津山市のものは天然記念物

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精選版 日本国語大辞典 「虎斑竹」の意味・読み・例文・類語

こはん‐ちく【虎斑竹】

  1. 〘 名詞 〙 植物うんもんちく(雲紋竹)」の異名
    1. [初出の実例]「斑竹山房とは江戸へ移住する時、本国田野村字仮屋の虎斑竹(コハンチク)を根こじにして来たからの名である」(出典:安井夫人(1914)〈森鴎外〉)

とらふ‐だけ【虎斑竹】

  1. 〘 名詞 〙 植物「うんもんちく(雲紋竹)」の異名。
    1. [初出の実例]「うくひすのなくや千里の虎婦竹〈富長〉」(出典:俳諧・桜川(1674)春一)

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事典・日本の観光資源 「虎斑竹」の解説

虎斑竹

(岡山県津山市)
おかやまの自然百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「虎斑竹」の解説

虎斑竹 (コハンチク・トラフダケ)

植物。淡竹の変種。ウンモンチクの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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