虚庵懐敞(読み)こあんえじょう

世界大百科事典(旧版)内の虚庵懐敞の言及

【栄西】より

… ところが47歳,87年(文治3)4月再び入宋を敢行。インド仏跡を参拝する大計画は,臨安における南宋政府の認可がなく挫折したが,帰途の船の漂着をきっかけに再び天台山万年寺を訪れ,虚庵懐敞(こあんえじよう)に参じた。さらに懐敞が天童山景徳寺に移るとそのまま従い,50歳で禅の悟りを体験,臨済宗黄竜(おうりよう)派の印可を受けて,91年(建久2)7月帰朝した。…

※「虚庵懐敞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android