蛆(漢字)

普及版 字通 「蛆(漢字)」の読み・字形・画数・意味


11画

(異体字)
9画

[字音] ショ
[字訓] うじ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は且(しよ)。字はもとに作り、〔説文四下に「は蠅(はへ)、中にするなり」とあって、蠅などのうじ虫をいう。蛆(しよくしよ)(こおろぎと、むかで)、水蛆(ひる)のように用いることがある。

[訓義]
1. うじ、うじ虫。
2. さす、虫がさす。
3. 酒の上に浮いたかす。

[古辞書の訓]
名義抄虫蛆 ムシ・ウジ・ワカタ(ダカマル・ヌカカ・モコヨヒ 〔立〕蛆 ウジ・カビムシ・ムシ・タカヤ・サス 〔字鏡集〕蛆 ウジ・ハエ

[熟語]
蛆渠蛆虫蛆皮蛆蠅蛆蛍
[下接語]
玉蛆・蛆・新蛆・虫蛆・浮蛆

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android