蛇の生殺し(読み)ヘビノナマゴロシ

デジタル大辞泉 「蛇の生殺し」の意味・読み・例文・類語

へび生殺なまごろ

一思いに殺さず、半死半生にして苦しめること。物事決着をつけずにおいて苦しめることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蛇の生殺し」の意味・読み・例文・類語

へび【蛇】 の 生殺(なまごろ)

  1. 半死半生にして、殺しもせず生かしもしないこと。物事に決着をつけず、不徹底のままにして苦しめることをたとえていう。
    1. [初出の実例]「お前様も蛇(ヘビ)生殺しとやらに仕て置かずと」(出典:人情本・花筐(1841)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android