蛇遣い(読み)ヘビツカイ

デジタル大辞泉 「蛇遣い」の意味・読み・例文・類語

へび‐つかい〔‐つかひ〕【蛇遣い/蛇使い】

蛇を飼いならし、自在に扱って見せる人。また、その見世物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蛇遣い」の意味・読み・例文・類語

へび‐つかい‥つかひ【蛇遣・蛇使】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 蛇を腕や体にからみつけさせたりして自由にもてあそび、それを人に見せて銭を乞う者。また、そのみせ物。
    1. 蛇遣<b>①</b>〈絵本家賀御伽〉
      蛇遣〈絵本家賀御伽〉
    2. [初出の実例]「うるさき物のしなじな〈略〉へひつかひ」(出典:仮名草子・尤双紙(1632)上)
  3. なまけ者。ぬらくら者。
    1. [初出の実例]「気は朽縄(くちなわ)の役躰(やくたい)なし、ぬらりくらりの蛇(ヘビ)つかひ」(出典談義本・教訓雑長持(1752)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android