蛟・虬・虯・螭(読み)みずち

精選版 日本国語大辞典 「蛟・虬・虯・螭」の意味・読み・例文・類語

み‐ず‐ち ‥づ‥【蛟・虬・虯・螭】

〘名〙 (古くは「みつち」。「み」は水、「つ」は「の」、「ち」は霊物の意) 水中にすみ、蛇に似て、角や四足をそなえ、毒気を吐いて人を害するという想像上動物みずは。
書紀(720)仁徳六七年是歳(前田本訓)「吉備の中の国の川嶋河派(かはしまかはら)に、大虬(ミツチ)有て人を苦び令む」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android