蜘盗人(読み)クモヌスビト

デジタル大辞泉 「蜘盗人」の意味・読み・例文・類語

くもぬすびと【蜘盗人】

狂言和泉いずみ大蔵流連歌の会のようすを見たさに忍び込んだ男が盗人とまちがえられるが、蜘蛛に関する句を巧みに付けて酒宴に入れてもらう。

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精選版 日本国語大辞典 「蜘盗人」の意味・読み・例文・類語

くもぬすびと【蜘盗人】

  1. 狂言。和泉流・大蔵流。男が連歌の会の様子見たさに忍び込み、盗人と間違えられるが、蜘蛛(くも)に関する句を巧みにつけて酒宴に招かれる。盗人蜘。

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