蜻蛉笠(読み)とんぼがさ

精選版 日本国語大辞典 「蜻蛉笠」の意味・読み・例文・類語

とんぼ‐がさ【蜻蛉笠】

  1. 〘 名詞 〙 真竹(まだけ)の皮で作った粗製の笠。船頭筏師(いかだし)のかぶるもの。
    1. [初出の実例]「蜻蛉笠 是も真竹の粗製也。形図の如く亘り尺許也江戸辺の船人筏士等用之号てとんぼかさと云因云」(出典:随筆守貞漫稿(1837‐53)二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android