蝉の羽衣(読み)セミノハゴロモ

デジタル大辞泉 「蝉の羽衣」の意味・読み・例文・類語

せみ‐の‐はごろも【×蝉の羽衣】

蝉の3」に同じ。
一重なる―夏はなほ薄しといへどあつくぞありける」〈後拾遺・夏〉

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精選版 日本国語大辞典 「蝉の羽衣」の意味・読み・例文・類語

せみ【蝉】 の=羽衣(はごろも)[=羽(は)の衣(ころも)

  1. 蝉のはねのような、軽く薄い夏の着物。蝉の羽(は)蝉衣
    1. [初出の実例]「一重なる蝉の羽衣(ハゴロモ)夏はなほ薄しといへどあつくぞありける〈能因〉」(出典後拾遺和歌集(1086)夏・二一八)

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