蝋丸(読み)ろうがん

精選版 日本国語大辞典 「蝋丸」の意味・読み・例文・類語

ろう‐がん ラフグヮン【蝋丸】

〘名〙
催淫剤一種
※雑俳・童の的(1754‐75)一「切り結ぶとき落すらう丸」
② 秘密を守り、湿気を防ぐため、書状を蝋のたまの中に封じ込んだもの。
※常山文集(1718)二・五律「葉葉垂驢耳、枝枝綴蝋丸」 〔新唐書‐顔真卿伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android