融合(読み)ユウゴウ

デジタル大辞泉 「融合」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ごう〔‐ガフ〕【融合】

[名](スル)とけあうこと。とけあって一つのものになること。「物質どうしを融合させる」「東西文化の融合
[類語]結合複合合成接合ハイブリッド

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「融合」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ごう‥ガフ【融合】

  1. 〘 名詞 〙 複数の物がとけあって一体になること。比喩的にも用いる。
    1. [初出の実例]「筆墨的喇八的の党人と公等国民と一致融合して」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉附録)
    2. [その他の文献]〔華陽国志‐漢中志〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「融合」の読み・字形・画数・意味

【融合】ゆうごう(がふ)

とかす。融化。〔華陽国志、漢中志、県〕孱(せん)水は孱山より出づ。其の源は金銀り。洗ひて、火を取りて之れを融合し、金銀と爲す。

字通「融」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の融合の言及

【原生動物】より

…無性生殖は体が縦,または横に分裂して2個体になるほか,出芽する場合もある。有性生殖では多細胞動物のように精子や卵をつくるのではなく,2個体が合一して1個体になる融合とか,2個体が一時的に相接して核の一部を交換し,再び離れていく接合が行われる。
[分類]
 原生動物門の系統的な分類は学派によって異なっていて,まだ一つの体系にまとまっていない。…

※「融合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android