螺鈿の太刀(読み)ラデンノタチ

デジタル大辞泉 「螺鈿の太刀」の意味・読み・例文・類語

らでん‐の‐たち【××鈿の太刀】

さや螺鈿装飾を施した太刀公卿大饗たいきょう列見などの際に、諸衛府の次官節会せちえの際に帯びた。

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精選版 日本国語大辞典 「螺鈿の太刀」の意味・読み・例文・類語

らでん【螺鈿】 の 太刀(たち)

  1. 帯剣を許された公卿が飾太刀代用として佩用する太刀。鞘は紫檀または沈の木地で、金貝を用いて飾る。
    1. [初出の実例]「螺鈿劔 東宮王尋常事、公卿二宮大饗、行幸、列見、定考時、凡随便着之」(出典:西宮記(969頃)一九)

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