蟹江義丸(読み)かにえ よしまる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蟹江義丸」の解説

蟹江義丸 かにえ-よしまる

1872-1904 明治時代哲学者
明治5年3月生まれ。真宗大(現大谷大)講師をへて明治32年高等師範講師,翌年教授となる。東洋思想研究,とくに孔子の研究で知られた。明治37年6月19日死去。33歳。富山県出身。東京帝大卒。著作に「孔子研究」「西洋哲学史」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「蟹江義丸」の意味・わかりやすい解説

蟹江義丸
かにえよしまる

[生]明治5(1872)
[没]1904
明治の哲学者。井上哲次郎門下生で,東洋倫理の研究家。 1897年東京帝国大学哲学科卒業。のち東京専門学校,東京高等師範学校などで教鞭をとるかたわら翻訳にも従事主著『孔子研究』 (1904) 。

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