蟻食(読み)アリクイ

デジタル大辞泉 「蟻食」の意味・読み・例文・類語

あり‐くい〔‐くひ〕【×蟻食/食獣】

貧歯目アリクイ科の哺乳類総称体長20~120センチ。口先が長く、歯は退化し、細長い舌でアリを捕食前肢に4本、後肢に5本ある爪は長く鋭い。オオアリクイ・コアリクイ・ヒメアリクイの3属4種が中南米分布

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蟻食」の意味・読み・例文・類語

あり‐くい ‥くひ【蟻食】

〘名〙 貧歯目アリクイ科に属する哺乳類の総称。歯がなく口は長く突き出ており、前肢にある大きな爪でアリ塚シロアリ塚を掘りおこし、ミミズのような形の長い舌にアリやシロアリを粘着させて食べる。中央アメリカおよび南アメリカに分布。体長約一・二メートルで尾に長毛を密生するオオアリクイから、体長約二〇センチメートルで尾を巻いているヒメアリクイまで四種ある。〔動物小学(1881)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「蟻食」の解説

蟻食 (アリクイ)

動物。アリクイ科の動物の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android