血が通う(読み)チガカヨウ

デジタル大辞泉 「血が通う」の意味・読み・例文・類語

かよ・う

血が流れている。生きている。「赤い―・った人間
形式的、事務的でなく人間味が感じられる。「―・った福祉政策

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「血が通う」の意味・読み・例文・類語

ち【血】 が 通(かよ)

血が流れている。生きている。公式的でなく、こまかい配慮を伴って物事を行なうさまにたとえる。
※玄武朱雀(1898)〈泉鏡花〉一「血の通ふ、筋の張った二の腕に」
佐藤春夫による文学論(1958)〈中村真一郎〉一「生きた文学的体験によって、血の通ったものでなければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android