血を含んで人に噴けばまずその口汚る(読み)ちをふくんでひとにふけばまずそのくちけがる

精選版 日本国語大辞典 の解説

ち【血】 を 含(ふく)んで人(ひと)に噴(ふ)けばまずその口(くち)(けが)

他人を傷つけようとすれば、そのことによって、自分自身がまず傷つく。
※鹿島問答(1377)「縦ひ念仏宗を難ぜん為にこそ加様にももふすらめども。殊に知らず。含血吐人。其口先づ汚るることを」 〔五燈会元‐南嶽下十四世・黄龍新禅師〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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