行き向かふ(読み)ユキムカウ

デジタル大辞泉 「行き向かふ」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐むか・う〔‐むかふ〕【行き向かふ】

[動ハ四]
年月が経過しては、またやってくる。次々と過ぎてまたやってくる。
「―・ふ年の緒長く仕へ来し」〈・三三二四〉
出かけて行く。出向く。
「かの粟田口の宮に―・ひて」〈今昔三一・一〉
立ち向かって行く。ぶつかって行く。
「其の儀ならば、―・ってうばひとどめ奉れ」〈平家・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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