行店(読み)こうてん

普及版 字通 「行店」の読み・字形・画数・意味

【行店】こうてん

はたご

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の行店の言及

【商業】より

…倉庫は唐代以前には邸または店と呼ばれ,主として市の周囲に置かれたが,市制崩壊の後には随意の場所に設置された。宋代には邸店のほか,榻坊(とうぼう),堆垜場(たいたじよう)などと呼ばれ,明代には榻坊の語が用いられたが,清代になると行店,行桟,桟房,堆桟などと称せられた。倉庫は旅館によって兼営されることもあったが,その経営者は唐代では居停主人,または単に主人と呼ばれ,荷物を預かるにとどまらず,荷主の委託をうけて自己名義で売却し,ときには貨物を買い入れたりもした。…

【倉庫】より

…倉庫業の責任者は,唐・宋時代には居停主人あるいは単に主人と呼ばれ,荷物を預かるだけでなく,問屋のごとく荷主の委託をうけて荷物の売買さえ行った。明・清時代になると,仲買業者たる牙行が倉庫を兼営するにいたり,行店あるいは行桟などと呼ばれた。【礪波 護】
【日本の倉庫業】
 他人のために物品を倉庫(営業倉庫)に保管する営業を倉庫業という。…

※「行店」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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