行成分村(読み)ゆきなりぶんむら

日本歴史地名大系 「行成分村」の解説

行成分村
ゆきなりぶんむら

[現在地名]鹿島市大字納富分のうどみぶん字行成

現鹿島市の北部中川南部に位置する。

村名は正保絵図や天保郷帳などになく、貞享四年(一六八七)改・元文三年(一七三八)写の御領中郷村帳にある。

この地からは甕棺数基が出土し、石斧等も表面採集されているので、弥生時代から集落があったと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android