衛星漁業(読み)えいせいぎょぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「衛星漁業」の意味・わかりやすい解説

衛星漁業
えいせいぎょぎょう

人工衛星を利用して,日本の沿岸,沖合い海域の海水温度や海流速度をコンピュータで解析し,魚群を予測して漁獲高を増加させる漁業。この衛星情報利用システムは,現在水産庁が実用化試験を推進している。このシステムが実用化されれば,漁船漁場に直行することができ,燃料節約や漁獲時間の短縮などの効率化が図られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android