衣架(読み)イカ

デジタル大辞泉 「衣架」の意味・読み・例文・類語

い‐か【衣架】

衣桁いこう」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「衣架」の意味・読み・例文・類語

い‐か【衣架】

  1. 〘 名詞 〙いこう(衣桁)
    1. [初出の実例]「色々の御ぞども色をつくし、〈略〉おほいかをならべ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)
    2. 「御いかにかかりたる御ぞをめしてかづけさせ給て」(出典:古本説話集(1130頃か)五二)
    3. [その他の文献]〔晉書‐芸術王嘉伝〕

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普及版 字通 「衣架」の読み・字形・画数・意味

【衣架】いか

ころもかけ。衣桁。唐・沈期〔七夕曝衣〕詩 霞、を散らして、衣袈に羞ぢらひ 、光をちて、臺に劣る

字通「衣」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の衣架の言及

【衣桁】より

…衣服などを掛ける家具。古くは御衣懸(みぞかけ),衣架(いか)とよばれていたが,室町末期ころから衣桁と変わった。御衣懸は和語,衣架,衣桁はともに漢語である。…

※「衣架」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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