デジタル大辞泉
「衣笠」の意味・読み・例文・類語
きぬ‐がさ【▽衣×笠/絹傘/▽蓋】
1 絹を張った長柄のかさ。昔、貴人の外出の際、後ろからさしかざしたもの。
2 仏像などの上にかざす天蓋。
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きぬがさ【衣笠】
[二] 神奈川県横須賀市の地名。JR横須賀線が通じる。平安末期に
三浦氏が
本拠とした
衣笠城の
城跡を
中心とする衣笠公園がある。
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衣笠
きぬがさ
古く衣笠山麓一帯を総称し、「和名抄」の葛野郡上林郷にあたる。
京都盆地西北の北山をひかえた風光明美の地として、平安時代から行楽の地とされた。紀貫之が「北山にもみぢ折らんとてまかれりける時によめる」として「見る人もなくて散りぬる奥山のもみぢは夜の錦なりけり」(古今集)と詠んだ北山は、この辺りともいわれる。
仁治年中(一二四〇―四三)藤原家良が退隠後この地に山荘を営み、衣笠内大臣とよばれ、天皇・法皇も訪れている(「帝王編年記」永仁六年七月一九日条ほか)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
衣笠
京都府京都市、亀屋重久が製造・販売する銘菓。柔らかい饅頭型の落雁でこし餡を包んだもの。白と抹茶がある。
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