衣装重(読み)いしょうかさね

精選版 日本国語大辞典 「衣装重」の意味・読み・例文・類語

いしょう‐かさね イシャウ‥【衣装重】

〘名〙 近世京都島原遊里九月九日の菊の節句の前後三日間、遊女等が揚屋二階座敷などを借りて、所持している衣装や道具類を飾りたて、各自全盛を競いあった行事
浮世草子好色一代男(1682)七「さて今日よりは色里の衣(イシャウ)かさね、これをみる事命のせんだく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android