世界大百科事典(旧版)内の表在性タンパク質の言及
【生体膜】より
…したがってタンパク質もある程度自由に膜平面を動くことができる。その後の研究によれば,タンパク質のかなりの部分は,塩濃度を上げることによって膜からはずれてくることから,イオン結合により脂質あるいはタンパク質に結合していると考えられる(表在性タンパク質)。一方,膜に固く結合しているタンパク質は界面活性剤処理によって初めて膜からはずれてくる(内在性タンパク質)。…
※「表在性タンパク質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」