袂百合(読み)たもとゆり

精選版 日本国語大辞典 「袂百合」の意味・読み・例文・類語

たもと‐ゆり【袂百合】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科の多年草。沖縄にまれに生える。高さ三〇~九〇センチメートル。葉は先のとがった卵状楕円形で短柄がある。夏、梢頭に径約一〇センチメートルの白い漏斗状花を上向きに二~三個つける。海岸岩場に多く、採集する者は足場が危ないので袂に入れて持ちかえるというところから付けられた名という。〔和漢三才図会(1712)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「袂百合」の解説

袂百合 (タモトユリ)

学名Lilium nobilissimum
植物。ユリ科の多年草,園芸植物

袂百合 (タモトユリ)

植物。笹百合別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android