袖に縋る(読み)ソデニスガル

デジタル大辞泉 「袖に縋る」の意味・読み・例文・類語

そですが・る

袖にとりついて哀れみを請う。助けを求める。「知人の―・って命をつなぐ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袖に縋る」の意味・読み・例文・類語

そで【袖】 に 縋(すが)

  1. 袖に取りつく。相手同情をひいてその助けを求める。あわれみを請う。袖に付く。
    1. [初出の実例]「すでにたたんとし給へば、袖にすがて〈略〉したひ給へば」(出典:平家物語(13C前)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android