袖看板(読み)ソデカンバン

デジタル大辞泉 「袖看板」の意味・読み・例文・類語

そで‐かんばん【袖看板】

建物の壁や支柱から道路側に突き出して設置した看板路面からの高さ、突き出し幅について規制がある。突き出し看板。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袖看板」の意味・読み・例文・類語

そで‐かんばん【袖看板】

〘名〙 歌舞伎の看板などで、横に長い長方形の大看板左右にある縦に長い長方形の看板をいう。江戸では顔見世に「暫(しばらく)」が出るとき、主役の暫を一人立ちに描く。袖。
※絵本戯場年中鑑(1803)上「此やぐら下看板の左右に㒵みせなれば三尺を袖看板として出す」

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