袷袴(読み)あわせばかま

精選版 日本国語大辞典 「袷袴」の意味・読み・例文・類語

あわせ‐ばかま あはせ‥【袷袴】

〘名〙 裏地をつけた袴。近世では、九月一日から翌年の五月四日までの時期に着用した。袷の袴。⇔単袴(ひとえばかま)
儀式(872)六「立鉦〈略〉撃人各一人着平巾冠〈略〉大口帛袷袴」
随筆守貞漫稿(1837‐53)一二「袴〈略〉九朔より五月四日迄袷袴を用ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android