袿姿(読み)ウチキスガタ

デジタル大辞泉 「袿姿」の意味・読み・例文・類語

うちき‐すがた【×袿姿】

だけのくつろいだ姿。男性直衣狩衣などを、女性唐衣などを省いた略装

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袿姿」の意味・読み・例文・類語

うちき‐すがた【袿姿】

  1. 〘 名詞 〙 袿だけ(女性の場合は小袿だけ)を着た略装。くつろいだ姿。正式には袿の上に男性は袍(ほう)、狩衣(かりぎぬ)、女性は小袿の代わりに唐衣(からぎぬ)、裳(も)表着(うわぎ)を着る。うちきばかま。
    1. [初出の実例]「うちぎすがたにてゐたるこそ、物ぞこなひにてくちをしけれ」(出典:枕草子(10C終)八三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android