裏板(読み)ウライタ

デジタル大辞泉 「裏板」の意味・読み・例文・類語

うら‐いた【裏板】

物の裏側に張ってある板。
屋根裏に張りつけた板。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裏板」の意味・読み・例文・類語

うら‐いた【裏板】

〘名〙
① 物の裏側に張った板の総称
※俳諧・芭蕉庵小文庫(1696)「木刀の音きこへたる居あひ抜〈芭蕉〉 二階ばしごのうすき裏板〈岱水〉」
② 屋根裏に張りつけた板。天井裏板、支輪裏板など。
大鏡(12C前)二「工(たくみ)どもうらいたどもをいとうるはしくかなかきて」
打板(うちいた)④のことか。
※運歩色葉(1548)「裏板 ウライタ 公方様御的の庭の滑之時敷之物也」

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