裏櫓(読み)うらやぐら

精選版 日本国語大辞典 「裏櫓」の意味・読み・例文・類語

うら‐やぐら【裏櫓・裏矢倉】

  1. 江戸深川(東京都江東区)の岡場所一つ永代寺門前山本町(門前仲町二丁目)の横町火の見櫓があったので、この付近櫓下といい、これを三分して横町に向かうほうを裏櫓といった。表櫓裾継(すそつぎ)と合わせて三櫓(さんやぐら)と呼んだ。横櫓。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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