裏紙(読み)うらかみ

精選版 日本国語大辞典 「裏紙」の意味・読み・例文・類語

うら‐かみ【裏紙】

〘名〙 書状二枚一組の料紙が用いられるのが普通で、文言が二紙目にわたるときは、二枚を重ねたまま裏返して書き続けられた。この第二紙目を裏紙という。また、本紙の裏に添えてある紙。
台記‐康治三年(1144)正月二一日「兵衛射手、并矢取奏、共引裏紙巻重之」

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デジタル大辞泉 「裏紙」の意味・読み・例文・類語

うら‐がみ【裏紙】

一度印刷したコピー用紙などの裏面。また、その紙。

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