補助人工心臓(読み)ホジョジンコウシンゾウ

デジタル大辞泉 「補助人工心臓」の意味・読み・例文・類語

ほじょ‐じんこうしんぞう〔‐ジンコウシンザウ〕【補助人工心臓】

心不全に陥った心臓のポンプ機能を助け、全身血液を循環させる装置。弱った心臓を休ませることで機能回復を図る、あるいは心臓移植まで生命を維持するなどの目的で一時的に利用される。患者体外に設置するものと、体内に埋め込むものがある。
[補説]患者の心臓を切除し、その代用として永久的に使用する人工心臓を「全置換型人工心臓」という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android