裸参(読み)はだかまいり

精選版 日本国語大辞典 「裸参」の意味・読み・例文・類語

はだか‐まいり‥まゐり【裸参】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 裸で神社や寺院に参詣すること。特に寒中に参詣し、水垢離(みずごり)をとって祈願する。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「寝覚の里より誂の夢〈可心〉 はだか参斎宮に忍びしは〈幽山〉」(出典:俳諧・誹枕(1680)下)
  3. 特別な支度なしに、着のみ着のままで嫁に行くこと。
    1. [初出の実例]「金持へはだか参りの美しさ」(出典:雑俳・柳多留‐二二(1788))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android