褄取威(読み)ツマドリオドシ

デジタル大辞泉 「褄取威」の意味・読み・例文・類語

つまどり‐おどし〔‐をどし〕【×褄取威】

よろいの一。袖や草摺くさずりの端を斜めに、地色とは別の色で威したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「褄取威」の意味・読み・例文・類語

つまどり‐おどし ‥をどし【褄取威】

〘名〙 鎧(よろい)の威の一種左右の袖は前方を裾すぼみに、草摺(くさずり)うち脇盾(わいだて)右方に、他はそれぞれ左方に裾開きに、地色とは別の色で威し分けたもの。その地色によって、紫褄取・卯の花褄取などという。つまどり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android