褐色腐朽菌(読み)カッショクフキュウキン

デジタル大辞泉 「褐色腐朽菌」の意味・読み・例文・類語

かっしょく‐ふきゅうきん〔‐フキウキン〕【褐色腐朽菌】

木材腐朽菌一種木材に含まれるセルロースヘミセルロースを選択的に分解する能力をもつ。名称は分解後に木材の褐色成分であるリグニンが残留し、褐色に変色することに由来する。サルノコシカケなどの担子菌類が知られ、針葉樹を侵すものが多い。→白色腐朽菌軟腐朽菌

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android