褻言(読み)セツゲン

デジタル大辞泉 「褻言」の意味・読み・例文・類語

せつ‐げん【×褻言】

みだらでけがらわしい言葉。下品でなれなれしい言葉。
「君の―止まざる如くは、妾請う交を絶せん」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「褻言」の意味・読み・例文・類語

せつ‐げん【褻言】

  1. 〘 名詞 〙 節度を失ったことば。いやしくなれなれしいことば。みだらなことば。
    1. [初出の実例]「君の褻言(セツゲン)止まざる如きは、妾請ふ交を絶せん」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android