襟元に付く(読み)エリモトニツク

デジタル大辞泉 「襟元に付く」の意味・読み・例文・類語

襟元えりもと・く

襟に付く」に同じ。
「さきの異人さんは、…心意気のいい人だから、…襟元へ付かないのは、やぼのゆきどまりで」〈魯文安愚楽鍋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「襟元に付く」の意味・読み・例文・類語

えりもと【襟元】 に 付(つ)

(金持ちは重ね着して襟元が厚かったところから) 利益目当てに金持ちや権力のある人などにこびへつらう。追従する。襟に付く。
甲陽軍鑑(17C初)品五四「よろづさたして、ゑりもとにつき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android