襲来(読み)シュウライ

デジタル大辞泉 「襲来」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐らい〔シフ‐〕【襲来】

[名](スル)
激しい勢いでおそいかかってくること。来襲。「敵機襲来する」「蒙古もうこ襲来
古くから受け継ぐこと。
「久く―せる門閥の弊を廃し」〈田口日本開化小史
[類語]来襲

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精選版 日本国語大辞典 「襲来」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐らいシフ‥【襲来】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はげしく襲いかかって来ること。不意に攻めよせて来ること。来襲。
    1. [初出の実例]「彼上人遷化の後は、異賊襲来する事も無りけり」(出典:八幡愚童訓(甲)(1308‐18頃)下)
  3. 昔から受けついで来ること。
    1. [初出の実例]「久く襲来せる門閥の弊を廃し」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉六)

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