西上州竹皮編(読み)にしじょうしゅうたけかわあみ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「西上州竹皮編」の解説

西上州竹皮編[竹工]
にしじょうしゅうたけかわあみ

関東地方群馬県地域ブランド
高崎市で製作されている。1934(昭和9)年、高崎市に在住していたドイツ建築家ブルーノ・タウトの指導により誕生した。当時下駄表の技法であった南部表の技術に、竹皮という素材をいかした新しい工芸品であった。戦中戦後に途絶えたものの、1988(昭和63)年に復興。群馬県ふるさと伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「西上州竹皮編」の解説

西上州竹皮編

群馬県高崎市で生産される竹工芸品。昭和初期に同市に滞在していたドイツの建築家、ブルーノ・タウトの指導により誕生した、下駄表の技法を用いて竹皮で鍋敷盛籠などを編む技術で、久しく製造が途絶えていたものを、同市在住の前島美江が1988年に復活、生産を再開した。群馬県ふるさと伝統工芸品。

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