西入部村(読み)にしいるべむら

日本歴史地名大系 「西入部村」の解説

西入部村
にしいるべむら

[現在地名]早良区西入部一―五丁目・西入部・東入部ひがしいるべ五丁目・同七丁目、西区西入部

東入部村の西、北西流する室見むろみ(早良川)流域にある。北東四箇しか村、北は金武かなたけ(現西区)。近世初期には東入部村と一括して入部村とされ(小早川時代の指出前之帳)、慶長国絵図では東・西二村に分村している。慶長六年(一六〇一)三月一七日、黒田長政から吉田又介(重成)に宛行われた早良郡二千石のうちに西入部村四九五石余が含まれていた(「黒田長政知行目録」吉田家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android