西十和田温泉郷(読み)にしとわだおんせんきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西十和田温泉郷」の意味・わかりやすい解説

西十和田温泉郷
にしとわだおんせんきょう

別称黒石温泉郷。青森県南部黒石市の南部にあり,浅瀬石川に沿って分布する温泉群。津軽平野から十和田湖へのルートにあたっているが,その多くは小規模な療養温泉である。下流から温湯 (ぬるゆ) ,落合,板留,青荷 (あおに) ,切明 (きりあけ) ,温川などの温泉がある。温湯は集落中央に共同浴場があり,外湯旅館がこれを囲んで湯治場特有の景観を呈しているが,落合はレジャーセンターができて観光温泉地となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android