西因幡県立自然公園(読み)にしいなばけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西因幡県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

西因幡県立自然公園
にしいなばけんりつしぜんこうえん

鳥取県東部,鳥取市北西部の日本海沿い,および内陸部に位置する自然公園。面積 21.55km2。 1984年指定。日本海沿岸は鳴り砂の浜や断崖の岬である長尾鼻など変化に富む海岸。内陸部はブナ,ミズナラの自然林と,日本海や大山を望む眺望で知られる鷲峰山 (921m) および佐谷峠の山間部となっている。また河川景観の美しい不動滝,ホタルの生息する八葉寺川など名所も多い。海岸部は海水浴,磯釣り,サーフィンを楽しむ客で,内陸部はキャンプ,ハイキング,温泉などの行楽客でにぎわう。鷲峰山地区は中国自然歩道のルートにもなっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android