西川芳次郎(読み)にしかわよしじろう

世界大百科事典(旧版)内の西川芳次郎の言及

【乗合船】より

…作曲5世岸沢式佐。振付西川七郎次,西川巳之助(5世西川扇蔵),西川芳次郎,花川蝶十郎。初春の隅田川の渡し場で万歳,才蔵(造),白酒売,大工,通人,巫女,船頭が芸づくしの仕抜(しぬき)を踊る。…

【花柳寿輔】より

…(1)初世(1821‐1903∥文政4‐明治36) 江戸芝神明に生まれ,4世西川扇蔵の門に入り,芳松と名のった。一時7世市川団十郎の弟子となり,のち再び4世扇蔵の弟子となって,西川芳次郎と改名した。振付の才能を発揮し,4世没後,流派の内紛を機に,花柳芳次郎と改めて花柳流を起こした。…

※「西川芳次郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」