西村 燕々(読み)ニシムラ エンエン

20世紀日本人名事典 「西村 燕々」の解説

西村 燕々
ニシムラ エンエン

明治〜昭和期の俳人



生年
明治8年8月31日(1875年)

没年
昭和31(1956)年10月30日

出生地
滋賀県大津市

本名
西村 繁次郎

経歴
近江新報社を経て、中国民報社に勤務。明治35年岡野知十に入門、あふみ吟社を結成俳誌「近江かぶら」を発行。43年西胡桃太の「裂帛」を編集。大正5年より「唐辛子」を編集、のち主宰。地方俳史研究家として有名。著書に「森々庵松後」「千那」「近江・北陸俳諧史」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西村 燕々」の解説

西村燕々 にしむら-えんえん

1875-1956 明治-昭和時代の俳人。
明治8年8月31日生まれ。近江(おうみ)新報をへて中国民報(現山陽新聞)に勤務。明治35年岡野知十に入門し,「近江かぶら」を発行。昭和5年岡山県中心の俳句雑誌「唐辛子」の選者となり,のち主宰した。昭和31年10月30日死去。81歳。滋賀県出身。本名は繁次郎。著作に「森々庵松後」,合同句集に「唐辛子句集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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